猫は水の中に入って泳げるのでしょうか。調べてみると、泳げない…事も無い。つまり、泳げるんだけれども、水に濡れる事を本能的に嫌っている為、「今、泳ぐ必要が無い限りは泳ぎたくない」。そういう事の様です。
では、我が家のプリューシュはというと…?
今回は、「水を怖がる猫が泳げる様になるまで」を記事にしたいと思います。
お水に慣れるまで
プリューシュは猫らしく(?)水に濡れる事が大嫌い。しかし、我が家では「2~3週間に1回のお風呂」をルールとしており、嫌でも濡れる機会があります。
お風呂に慣れるまでは、脱走を試みたり、鳴いて抗議したりしていました。それが、徐々に、「前より嫌がらなくなった」「脱走を諦めた」という状態になり、湯船に浸かっている時間も長くなったのです。
回数を重ねる毎に、水に対する恐怖心が(多少)和らいだらしく、「どうやら水に入っても死なないらしい」という事は理解した様でした。
猫、犬かきを覚える
猫にお風呂を入れると、ごく稀に「あっ…、今日は湯船にお湯を張り過ぎた!」という事が…。栓を抜いて湯量を調節しますが、それまでの間はプカプカ浮いている状態。溺れたりしない様にノワールさんが身体を腕で支えていますが、それをすり抜けて逃げようとする…。
そしてこの「腕を振り払った状態」の時、プリューシュは自然と、誰に教わる訳でもなく「犬かき」を取得した様です。
プリューシュが犬かきを取得するまでの過程を振り返ってみましょう。
水に慣れる機会を重ね、恐怖心が和らぎ、身体の動きもぎこちないものから滑らかな動きに変わりました。そして、湯量が増えて足が浮いた状態になった時に、犬かきを覚えた…という流れです。
実際に犬かきをしている様子
ここからは、画像を並べつつ、プリューシュが犬かきをしている様子をお届けしたいと思います。
と、こんな感じで犬かきしています。
これは家のお風呂だから短距離しか出来ていませんが、犬かきしている時のフォームや、顔を上にして呼吸の確保をしている事などから、おそらく長距離になっても泳げるのではないかと思います(勿論、訓練は必要でしょうが)
最後に
最初は水を怖がっていたので、まさかこんなにも進化するとは…。感慨深いです。ああ…、運動音痴で有名な(!)ラグドールが水の中でも泳げるなんて(笑)
プリューシュと一緒に暮らし始めて約一年になりますが、本当に色んな体験をさせてくれるなぁと思います。