プリューシュは2023年4月、5歳になりました!

猫(ラグドール)の飼育費用・月予算の目安について

猫(ラグドール)の飼育費用は、一カ月にいくら位かかると思っておけば良いでしょうか。

実際にかかった金額を想い起こしながら、猫の年齢に応じた予算について考えていきたいと思います。

始めに

猫の飼育を始める前に頭をよぎるのは「大体、一ヶ月にどれ位お金がかかるんだろう…?」という事です。最初、私は無知過ぎたので、色んなサイトやら本やらを読み漁りました。…が、結局我が家での実情とはかけ離れた金額ばかり挙がっていました。

というのも、「出来る限り節約したギリギリの金額」が見積もられていたのですね。内訳を見ると、一番安いキャットフードに最小必要数の猫砂の金額…となっているのです。

確かに安い…。そういった金額を見ると「あ、これ位なら家計から出せる!」となるし、「猫を飼うのってそんなに大変そうでも無いかも?」と(意地悪な言い方をすれば)感情操作されている気が…。

人間誰しもが「安い金額」の方が嬉しいものですから、そういった情報が一度流れたら、それが基準になってしまう訳です。でも、実際はそんな優しい金額では済まない…。

「月に5,000円位」とか「もっと低い金額」で書いてあるものもあったのですが、実際にはそれだと明らかに足りないと感じる月ばかりでした。

猫の「0歳~1歳」までは、身体が成熟していないのでお金がかかる事が多いです。キャットフードで考えてみましょう。最初から一つの銘柄を食べてくれる猫なら良いのですが、体調・味覚の如何によっては、とっかえひっかえで試していかないといけない事も…。そうなってくると「最低限の金額」で見積っていたとしたら、全く足らないという事態に。

また、生後6ヶ月~9ヶ月頃には、去勢・避妊手術が控えておりますので、これまたお金がかかる…。

更に、初めて猫を飼い出したとなれば、食器やらブラッシング用品等々、最初に買ったものに追加して必要となる事も多いです。

そういった事情も踏まえ、0歳~1歳までの月予算に関しては、かなり多めに見積もっています。これは、「多めに見積もっている事により不足分を解消する事」と「余った分は予算として残しておけば後が楽だよ」という貯蓄のアドバイスでもあるからです。

MEMO

ここでは、月の飼育費用に焦点を当てました。猫の生体代金や、最初に買う物(ケージや猫トイレ、食器等々)、マイクロチップの代金等々は省いた金額としての目安を挙げております。

実際に我が家でかかった飼育費用に関しては、以下の記事を参考になさって下さい。

猫(ラグドール) 飼育費用の内訳 2018のアイキャッチ画像。ラグドールのプリューシュが映っている。 猫(ラグドール)にかかる費用の内訳 ~2018年7月から12月まで~

0歳~1歳まで:大体月に1万5千円位

ラグドールの子猫がお水を飲む姿。給水機に口をつけている。

月当たりの概算は以下の通り。

0歳~1歳まで:飼育費用の概算
  • キャットフード 約3,000円
  • 猫砂 約2,000円
  • ペット保険 約3,000円
  • 医療費・その他 約7,000円

概ね、こんな感じで見積もっておけば、余裕のある飼育が出来るのではないかと思います。

キャットフードについて、月に3,000円と見積もっておくと、そこそこ上位レベルのキャットフードが購入出来ます。

猫砂は概ね1袋500円程度の物が多いですから、1ヶ月分として2,000円としました。猫…、特にラグドールは身体が大きいので排泄物の量も多く、猫砂の量も小型種より多く必要なんだそうです。我が家にはラグドールしかいないので、他の猫種とは比べようもないのですが、金額的にはこれぐらい見ておいても良いと思います。

ペット保険は月当たり3,000円程度になるとかなり高額の部類に入るかと思います。「猫は1歳を迎えるまで体調が安定しない」という事から、保険金額は高めに設定しておきました。

医療費・その他に関して。先に述べた通り、去勢・避妊手術を控えている場合に関しては、これ位見積もっておいても高くはない…という感じです。何故なら、「去勢手術は3万円~」ぐらいかかるから。手術をするまでに貯蓄していくという意味合いでも、やはりこれ位は見積もっておくと安心かと思います。

カラーを着けて眠る猫の顔のアップ写真です。 【実録含む】ラグドールの去勢手術と費用等に関して

1歳以降:月に1万円~1万3,000円位

ラグドールがお水を飲む姿。給水機に口をつけている。

1歳以降:飼育費用の概算
  • キャットフード 約2,000円
  • 猫砂 約2,000円
  • ペット保険 約1,000~3,000円
  • 医療費・その他 約5,000円

キャットフードについて。1歳を超える頃には、成猫用のフードに切り替える頃です。猫の体調や味覚が安定し「我が家にはこのキャットフード」というキャットフードが見付かる頃ではないでしょうか。おそらく、飼い主さんはキャットフードの底値というのが分かり出し、ネットでまとめ買いやスーパーでの底値買いなどの工夫をされる事と思います。したがって、「約3,000円」としていた所を「約2,000円」と減額しておきました。

猫砂に関しては、予算変わらず。

ペット保険に関して。1歳を超えると高額なペット保険から切り替える方もいらっしゃるでしょう。したがって、予算は「約1,000~3,000円」と幅を持たせておきました。

医療費・その他に関して。去勢・避妊手術を終えましたが、毎年の健康診断とフィラリアの薬が待っています。となると、月当たり5,000円程度の予算が妥当かと。また、医療費だけではなく、その他の予算としては、物の買い足しや破壊された家具など、予期せぬ事態に備える為の予算としています。

1歳以降の予算としては「1万円から1万5千円」と開きがあります。この辺りは猫の体調如何でかなり変わってくるので、飼い主さんのご判断で予算を決めて頂ければと思います。

最後に

安心して眠るラグドールの姿。仰向けになっている。

巷に溢れる情報は実情とかけ離れている事が多々ありますが、それがお金に関する事だと大変です。かといって、予算の目安が全く分からないというのも、相当不安だろうと思います。

今回見積もった金額は余裕のある予算を組んでいます。上記を参考に、予算を組み立て直していって頂ければと幸いです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です